ArK Glade Report #01 | SPODフォーラム2026・トップリーダーセミナー


SPODフォーラム2026 「デジタル技術が変える高等教育の未来」

Date: 2026年8月26日(水)〜28日(金)

Venue: 愛媛大学

四国地区大学教職員能力開発ネットワーク(SPOD:Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education)が毎年開催している「SPODフォーラム」。今年度は、2026年8月26日~28日の3日間にわたって開催されました。

その2日目のトップリーダーセミナー「自律的な質保証への転換」に、弊社代表取締役の原 和世が登壇しました。当日は約100名の皆さまにご参加いただきました。

参加者の皆さんと一緒に「質保証」を考える

原からは、「なぜ、いま質保証が問われているのか」というところからスタートし、国の質保証政策、日本の大学評価の変遷と内部質保証、さらにAIやマイクロクレデンシャル、国境を越えた教育の提供など、国際的な質保証の動向まで、幅広い視点からお話ししました。

講演の途中には、「所属大学における内部質保証の課題」について参加者同士で話し合っていただくテーブルディスカッションも。

そして、途中には、私から認証評価結果から見えてくる大学の内部質保証の現状をご紹介しました。限られた時間ではありましたが、実際の評価結果からいくつかの事例をご紹介しながら、「仕組みをつくり、自己点検・評価にも取り組んでいるのに、なぜ改善のサイクルがうまく回らないのだろう?」という問いを参加者の皆さんと共有しました。参加者の皆さんが、それぞれの大学での経験や課題を持ち寄り、テーブルを囲んでお話しされている様子を拝見しながら、私自身も、質保証について考えるうえで「対話すること」の大切さをあらためて感じました。

大学自らが考え、取り組む質保証に向けて

「質保証」という言葉は、どうしても制度や認証評価と結びつけて捉えられがちです。でも、質保証の制度や仕組みは、本来、大学の教育研究をよりよくしていくための手段です。

認証評価に対応するためだけではなく、それぞれの大学が、自分たちは何を大切にしたいのか、今どのような状況にあるのか、これから何を変えていきたいのかを考え、取り組み、その結果を確かめながら次につなげていく。今回の「自律的な質保証への転換」というテーマを通じて、そんな質保証のあり方を参加者の皆さんと一緒に考えました。

参加者の皆さんとともに考え、意見を交わした120分は、私たちにとっても大変有意義な時間となりました。

私自身、今回のSPODフォーラムでは、講演をするだけでなく、参加者の皆さんの様子や会場でのさまざまなやりとりから、多くのことを学ばせていただきました。

これからも、ArK Gladeが大切にしている「対話(Dialogue)」を通じて、大学の皆さんと一緒に考え、対話し、そこからお互いに新しい気づきを得られるような機会をつくっていけたらと思います。

SPODフォーラム2026にご参加いただいた皆さま、そしてこのような機会をくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

※後日、SPODフォーラム2026の公式ウェブサイトに開催報告・研修資料が掲載される予定です。

株式会社ArK Glade

Managing Consultant

中村安希


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